バシィィィィィィィッ!!!!
ヒィ!! い、痛ぁーーーーい!!!
いきなり背中を鋭い棘のようなもので思いきり叩かれて、わたしは悲鳴を上げた。

ビシィィィィィィィッ!!!! パシーーーン!!!! バシッ!!!
なんと、青年はあの柊の枝をまるで鞭のように振り下ろし、わたしの背中を打ち始めたのだ。
「せ、先輩ーーー! どうにかしてくださーーーい!!」
「ガマン、ガマン!重要ミッションだということを忘れるな!」 わたしの足をしっかり抑えている伊闇トナカイが下から小声で怒鳴る。
バシィィィィィィィッ!!!! ビシィィィィィィィッ!!!! パシーーーン!!!!

ハァハァという青年の荒い息遣いに振り返ると、その目は常軌を逸しているように血走り、明らかに興奮しているのがわかった。
バシッ!!! バシィィィィィィィッ!!!! パシーーーン!!!!
あぁぁぁぁぁぁ! ぎゃぁあっ!! ひぃぃぃぃぃ!!!

「いいぞ、いいぞ!あははははははははは!」
無口だった青年は突然人が変わったように饒舌になり、夢中で柊鞭でわたしの背中を打ち続けていたが、やがて・・・・
「よし、今度は表だ!」と指示を出す。 「イエッサー!」 トナカイたちまで楽しんでいるように陽気に返事をし、ぐったりするわたしの
拘束を解くとクルッと向きを変え、すばやく縛りなおした。
わたしは見知らぬ青年の前に剥き出しの乳房を晒し、恥ずかしさに顔から火が出る思いだったが、両手を縛られているため隠すこと
もできない。
「イヒヒヒヒヒヒ・・・・ 君ィ、いいおっぱいしてんじゃん。」 青年はよだれを垂らしながらそう言うと、柊鞭の先でわたしの乳首をさんざん
つっつきまくった。

「あっ、い、痛いっ!や、やめ・・・・・」
わたしの嫌がる様子をしばらく楽しむと、青年は一歩さがって柊鞭を大きく振りかぶった。
ビシィィィィィィィッ!!!! パシーーーン!!!! バシッ!!!
今度は胸と腹に集中して柊鞭が容赦なく襲い掛かってきた。

うぅぅぅぅぅ!! キャァーーーッ!! ぎゃぁぁぁぁぁああぁぁあぁあぁああぁぁ!!
鞭から逃れるためわたしは左右にからだをくねらせようとしたが、手足を拘束されているため腰と胸だけを大きく動かすしかなかった。
「はははははは!うまいぞ!踊れ踊れ!あははははははは・・・・」

見る見るわたしの肌に無数のミミズ腫れが縦横無尽に浮かび上がる。
ハァハァハァハァ・・・・・・渾身の力をこめて鞭打ったせいか、はたまた日頃の運動不足のせいか、しばらくすると青年はヘトヘトになって
しまった。 もちろんわたしもフラフラだった。
青年は柊の鞭を放り投げると、「おい、次のものを出せ!」と再びトナカイに命じた。
(つ、次のもの・・・・・ま、まだ何かあるの・・・・・?) これで解放されると思ったわたしはショックを隠せなかった。

肝井トナカイが袋から取り出したものは、2本の太い真っ赤なローソクだった。
「さあ、柊のダンスのあとは、クリスマスキャンドルでお祝いだ!」 妙に陽気になった青年はローソクに順に火をつけながら言った。
その間にトナカイたちは、わたしの体を仰向けになるように台に固定すると、「さあどうぞ」と言わんばかりに脇に退いて青年に道をあけた。
ジジジジジ・・・・・ローソクの炎が勢いよく燃え上がり、周囲の蝋がドロドロに溶け始める。
「い、いったい、どうして、こんなことを?!」 わたしは必死になってこの理不尽な行為を留めようとしたが、青年の耳にはまったく届
いていないようだ。

ボタッ! ボタボタボタ・・・・・・ジュジュゥゥゥゥゥ・・・・・
熱蝋がわたしのミミズ腫れで覆われたお腹に滴り落ちる。
ギ、ギャアアアアアァァアアァァーーー・・・・・!!! 熱いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!

あまりの熱さにわたしは悲鳴を上げ、全身をガタガタと震わせたが、その姿は青年のサディスティック嗜好をますます萌え上がらせた。
「ほれほれほれ、逃げられるものなら逃げてみな。ヒヒヒヒヒヒヒ・・・・」 青年は左右のローソクを交互にかざして蝋を落としにかかる。
ボタボタボタ・・・・・・
今度はわたしの両方の乳首が熱蝋の餌食にされた。
ヒィィィィィィィィィィィィィィィーーーー!!!

わたしがどんなにもがこうと悲鳴を上げようと青年は熱蝋責めに没頭し続け、太いローソクが半分になったころにはわたしの前面は
すっかり真っ赤な蝋で塗り固められたようになってしまった。

蝋を垂らすべき素肌がすっかり見えなくなると、青年は急に興ざめしてしまったようにローソクの火を吹き消した。
「はぁはぁはぁはぁ・・・・せ、先輩・・・・も、もうダメ・・・」わたしは息も絶え絶えになって、傍でじっと見物している先輩たちに涙声で訴えた。
すると伊闇トナカイがそっとわたしに近づき、小声で怒鳴った。「だらしないぞ!それでも豪紋商事営業マンか?!一に忍耐、二に辛抱、
三四がなくて五に根性だ。わかったか!」 「そ、そんなぁ・・・・・」

どうやら被虐のクリスマスパーティーはまだまだ続くようだったが、わたしの頭の中では課長の「重要ミッション」の言葉が渦巻いており、
それ故に今はとにかく耐えるしかなかった。
しかし、そこから先は、言葉にはできないほどのまさに淫虐と屈辱の生き地獄だった。
青年はわたしの下半身を剥き出しにすると、トナカイたちから布袋を奪い取り、次から次へ取り出す邪悪な小道具と自作の道具とを合
わせてわたしを好き放題弄びはじめた。
リボン代わりにロープでわたしの体をがんじがらめにラッピングして、「クリスマスギフトの完成!!」って喜んだり、トナカイのツノを
わたしに被せ、鎖でソリにつないで部屋中曳かせながらサンタクロースごっこに興じてみたり・・・・。

挙句の果ては、わたしを後ろ手にツリーに縛りつけ、体中に電球を取りつけて「はい、人間クリスマスツリーのできあがり!」
って・・・・・まったくこんなド変態見たことないわっ!!


こんな調子でさんざん変態クリスマスパーティーをやり尽くすと青年は、「さあ、そろそろパーティーもクライマックスだ!」と言って部屋
から出て行ってしまった。
「これはチャンス!」と、この隙に逃げ出そうとしたわたしの行く手を二人のトナカイが阻んだ。
「先輩!いくら重要ミッションだからって、もーーーイヤです!!わたし帰ります!」

「わかったわかった、君の気持ちもわからんでもないが、もうちょっとの辛抱だ。ここでギブアップしたら、これまで耐え抜いたことが
水泡に帰してしまうぞ!」
「そんなこと言われたって・・・・・」
とその時、青年が1台のサービスワゴンを押しながら部屋に戻ってきた。
「オイ、おまえら、何をやってるんだ!そいつをここへ縛りつけろ!」とまたまた偉そうにトナカイたちに命令する。
「わかりましたぁーー!」とトナカイたちもまた調子に乗って陽気に答える。
わたしは呆気にとられている間に手足を抑えられ、瞬く間にテーブルの上に仰向けでガッチリ縛りつけられてしまった。

青年がわたしの傍らに立ち、見下ろしながら言った。
「パーティーのフィナーレは特製クリスマスケーキだぜぃ!」
そう言うやワゴンに用意された大きなボウルを抱えて、中の生クリームをペタペタとわたしの身動きできない体に塗り始めた。
胸もお腹も生クリームで覆われ、その上に丁寧にイチゴやピーチ、メロンなどのフルーツでデコレートしていく。
最後にローソクを3本クリームの上にぶっ刺し、特製クリスマスケーキは完成した。

「さあ、君らも食えよ!」 青年はトナカイたちにもフォークを手渡すと、まずは自分でわたしのお腹の上のクリームをすくった。
なんとも言えない甘~いクリームの匂いが漂ってくるが、とにかくゾクゾクするくらい気持ち悪いことは確かだった。
「ヘヘヘ、では坊ちゃん、お言葉に甘えていただきまーす!」 トナカイたちもフォークをわたしの体のクリームに突っ込む。
「いやーっ!先輩たちまで、やめてくださーーい!」わたしは体中に迫るフォークに身を悶えさせながら大声で訴えたが、誰一人
聞こうともしない。


「一度やってみたかったんだ。クリスマスケーキの女体盛りってやつを。」青年はおいしそうにクリームを舐めながら満足そうに言った。
チクッ! 痛いっ!! 「お、イチゴかと思ったら乳首か。」 ってわざとフォークの先でつつきまくる。

「ねえ、ボクが本当に欲しかったものがわかったかい?」しばらくして青年がクリームを頬張りながらわたしに語りかけてきた。
全身の毛もよだつような嫌悪感を必死に耐えているわたしは答える余裕もなかった。
「あんなチンケな小道具なんてどうでもいいのさ。パパにおねだりしたのは、好き勝手にオモチャにできる若くて美しい女体だったんだ。
君こそ最高のクリスマスプレゼントだよ!」そう言って調子に乗った青年はわたしの股間に思いっきりフォークを突っ込んだ。
もう、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!!!!

わたしは鋭い痛みに思いっきり悲鳴を上げると同時に、ついに堪忍袋の緒が切れた。
火事場の馬鹿力とはまさにこのことだ。 わたしは全身を怒りで震わせ、手足を縛るロープを断ち切った。
これにびっくりしてフォークを投げ出した青年は目を丸くしてわたしを見つめていた。
「いくら大事なお得意さんだからって、もうガマンならないわっ!こういうの優越的地位の濫用って言うのよっ!!」
そう叫んだ瞬間、わたしの拳固は無意識のうちに青年の顔面にめり込んでいた。
ゆうに2メートルはうしろにブッ飛んだ青年は、ただただ口をパクパクさせるだけだった。

「ああーーーーっ!!ぼ、坊ちゃんになんてことするんだ!!」 伊闇先輩は大声で叫んだが、ジロッと睨んだわたしの怒りに燃える
顔を見て、その後の言葉が出なかった。
わたしは脱ぎ捨てられたサンタの衣服を身につけると、そのまま無言でこの地獄の部屋をあとにした。
業績のためなら社員を犠牲にしても厭わない豪紋商事のハードな営業。 すべて最初から仕組まれた罠だったのね。
でも、わたし、負けないわ!

<後日談>
その後青年はわたしの強烈なパンチで目を覚ましたのか、変態的性格がすっかり治りまともな人間になった。
父親の根倉社長はこれに大喜びし、おかげで我が社は翌年度の大型受注をゲットすることができた。

<さらに後日談>
しかし一旦まともになったように思えた青年の性癖は、やがて別の方向へと向かい始めた。
わたしのあの時のパンチの快感が忘れられず、今ではすっかりSからMへ転向してしまったそうだ。

<オマケ>

※この物語はすべてフィクションであり、登場人物および団体は実在しないものであります。